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 【世界文化遺産・姫路城】         このブログは松寿会阪神地区会員の皆さんの情報交換・連絡用です。投稿にはIDとパスワードが必要、管理人までご連絡ください。


by syojyu-hansin

日本100名山の踏破を顧みて

私の山旅「日本100名山踏破」もこの10月21日(日)の渡良瀬川源流地帯の皇海山登山(h2143.6m・群馬栃木県境)で無事に終えるが出来ました。
平成10年の春に家内と共に岡山を拠点に始めた「日本300名山中四国17座・h14年3月20日高知愛媛県境南予アルプスの三本杭(h1226m)と篠山(h1065m)で終了」を契機に、その後は達成までに最も年数を要した「日本300名山西日本エリア111座(北陸3県・北ア・東海3県以西に立地する日本300名山111座)・h21年10月12日裏木曽の小秀山で終了」に繋がり、翌年の「日本アルプスの100名山踏破・h22年9月19日南ア鳳凰山で終了」への展開となってゆきました。
この時点では、それまでは特に意識していなかった日本100名山でしたが、今までの山旅でどれだけ歩いたことになるだろう、という素朴な気持ちからこれまで歩いた山を100名山リストから消し込んで見ました、私の当時の思いとしては未だ歩いていない100名山はせいぜいで20座までだろう、と予想してました、ところが何度チェックしても36座もあることが判明して意外な多さに驚くと共に、未踏の内訳を見たら、自分にとっては関東地区が未踏になっているとい事実ともに日本100名山はおおよその見方なら、その4分1ほどが      県境地帯を含む関東エリアに集中しており、関東は今までは自分はあまり歩いておらず、其の為に自分の予想とのずれが大きいのだと分りやや驚きました。
これで終わりにすれば、それでもよい事でありますが、36座という意外な未踏の山数が私のどこかを刺激したようで、そのままでは済まない気分になってきました、そこで、今度は未踏分を全部歩くとすれば、どうなるのか考えて見ました。
関東と言っても、さらに見るとその中でも広い意味での尾瀬地域、上越地域、上信越道沿線地域、埼玉・山梨・長野県境地域などに100名山が纏まっていることも分かってきました、そこで地域に分けて効率的に山旅計画を組んだら他のエリアに残る未踏の100名山のいくつかを含めても2011年内には残り全部の36座は踏破できるだろうという見通しを立て、3月初めまでに概要プランを終わらせて、筋トレを始めると共に、   シーズン到来を待ちました。
しかし、結果的には額平川の増水で渡渉不可の為、途中撤退(7月初旬・幌尻岳)、7月末の信濃川・阿賀野川豪雨で登山口へのアクセス道路が崩壊して計画中止(平ヶ岳・越後駒ケ岳)、台風12号でアクセス林道が崩落で中止(皇海山)が発生し、年内の災害復旧工事完了も期待できない為、32座は終了したものの、この4座は2012年以降に計画を繰り延べざるを得ませんでした。
幸いにも、越後駒は2011年内に枝折峠へのアクセスが回復、平ヶ岳は2012年9月初めには1年ぶりにアクセス道が回復、続いて皇海山も10月には道が回復とう状況になり、今年8月の日高幌尻岳リベンジ登山の成功後は9月の越後駒、平ヶ岳、と順調に未踏の山歩きが進み、10月21日には最後の100名山を皇海山で迎えたのです。
そして長い期間にわたり取り組んだ山旅には様々な人々との交流や出会いがありそれが貴重な思い出であります。
平成10年に単身赴任地岡山を拠点に始めた「日本300名山中四国エリア17座」は同行は家内との2人旅でした、これをベースにその後拡大したチャレンジプランの「日本300名山西日本エリア111座」では同行者は家内の節子に加えてワンゲルOBの小川先輩に最多の同行を頂き、八経ヶ岳・倶留尊山の2山はOB会近畿支部の皆様、「日本アルプスの100名山」ではワンゲルOBの小川先輩に加えて同期の高水間淑子さん、同じくワンゲルOBの舟田節子さん、高村千佳子さん、野村益巳さん金岩さん、山中重夫さん、加えて会社OBの多い山茶蕎温会の企画ツアー参加など多くの皆様に同行とご支援を頂きました。
皆様には日本100名山踏破達成を機に心より感謝申し上げます、皆様との同行のお蔭様で心強く、安心して山旅を楽しむことが出来ました。
一方では、「日本100名山」と言いながらも選ばれた山がやや関東に集中しているのは事実で、関西地域ではなじみが薄く知る方も少ない山も多い為、なかなか同行のお誘いも難しく、アミューズトラベル㈱の企画ツアーを利用するとともに、単独行の山旅も関東エリアでは目立って増えて来て2011年から今年のシーズンの関東方面への山行きの半分は単独行で新幹線(東海・上越・東北)+駅レンタカーでの移動となりました。
山の素晴らしさは100名山とは全く関係はなく、訪れる時期、天候、時間帯、花の時期でそれぞれ別の山かと思うたたずまいの変化を見せてくれます。
これからは山も頂を目指す登山から麓や森を愉しむ新しい山や自然との新しい触れ合いを目指してゆきますたいものです。
                                                神戸市須磨区  篠島益夫
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最後の100名山は渡良瀬川源流地帯の皇海山頂上(標高2144m)

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by syojyu-hansin | 2012-10-25 10:00 | 旅情報