「草食」高齢者に告ぐ!高齢者こそ「肉食」になるのだ!!NO2
ご集合:JR大阪公園駅 ご集合:1500お間違いのないように気を付けてください。
一般的に知られている平均寿命というと、単純に生きられる平均年齢と考えてしまう。だが、それとは別に、介護や病気で寝たきりにならず日常生活を健康的に送れる、健康寿命というものがある。
健康寿命は、世界保健機関(WHO)が2000年に打ち出した概念だ。
厚生労働省は、全国22万世帯余りの健康状態などを調査したうえで、2010年の健康寿命は平均で、男性70.42歳、女性73.62歳と発表した。
それに対し、平均寿命は、男性79.55歳、女性86.30歳。
平均寿命は、寝たきりになった状態を含めた寿命なので、統計的には、なんと男女共に約10年前後寝たきりの状態で過ごしている事になるのだ。
高齢者が、寝たきりになる原因は、脳卒中と骨折・転倒が圧倒的に多い。
中でも転倒は、室内外で誰にでも起こりうる可能性が高い。
何とか阻止できないものだろうか?
秋田県ある市では、脳卒中が日本一多くて寿命が一番短い村といわれていた。だが、ここ5年間で男性は1.7歳、女性は2.18歳寿命が延び、医療費も下がっているそうだ。
そして、健康寿命が男性1位、女性3位という愛知県。
その健康の秘訣は?というと、どちらも「肉食」!!
東北大学によると、肉を食べない高齢者の転倒リスクは2.8倍だという。
また、人間総合科学大学の熊谷修教授は、「野菜、果物をバランスよく食べながら毎日肉を取り入れると良い」と説明する。
肉には、筋力の低下を防止、動物性タンパク質で免疫力を高め、がん細胞を退治する等の効果があるそうだ。
油っぽさから肉を敬遠しがちだが、食が細くなった高齢者は意識して肉を摂る事を心がけよう。
少なくとも、毎日100gの肉を食べるのが望ましい、肉100gは、焼き肉だとカルビ1人前程度。
もちろん、コレステロール値が高い高齢者には注意が必要だろうが、数値があまり低すぎても良くないのだとか。
そういえば、実家に帰るとよく両親や祖母達が「年取ったら肉なんて食べないで、畑で取れた野菜とか質素なもの食ってれば体にいいんだよ」とよく言っているが、寝たきりになってもらっては困る。
お正月にでも帰ったら「肉は食べた方がいいよ!」と言っておこう!
byスゴモリ