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舞子・垂水の歴史 阪神街中散策会 

 街中散策会では今月20日に舞子の歴史遺跡巡りをします。本例回も回を重ね41回になりますがこれまで回ってみて『私達は自分の住んでいる故郷と歴史』に如何に無知であったか痛感、反省しています。今回はボランティアガイドさんによる解説付で廻る予定ですが少しは歴史を事前勉強をしておきましょう。

古墳時代
 4世紀後半,明石海峡を航行する船を見張るために、大阪湾から播磨灘の間で最も突出した岬に小壷古墳、更にその東隣に五色山古墳が築かれました。これは兵庫県最大の規模で、長さ200メートル,高さ15メートルもあり,全体を小石で覆われた石塚です。明石海峡を通る船に威厳を示すために造られたものでっす。
 舞子墓園の石谷はかつて垂水唯一の渓流場(昭和40年頃までは水が流れていた)で名高い景勝地だったため、顕宗天皇がここで曲水の宴を開いたという伝説があります。

奈良時代
万葉集では,既に垂水の名が出ています。垂水とは垂れ水の小さい滝のことで、現在の山陽電鉄滝の茶屋駅の所にかかっていたのです。ここは大阪湾から瀬戸内にかけての唯一の船の水場でした。
  「石ばしる 垂水の上の早わらびの萌えいずる 春になりにけるかも」

平安時代
887年、京都朝廷の在原行平という歌人が、政争で須磨の浦に流されてきて、村長の娘,松風村雨姉妹と馴染みになりした。その行平が京に帰る事になり,別れを惜しんだ松風村雨が舞をまったため,舞子の名が付いたとも云われています。須磨には松風村雨堂というお堂が残っています。

室町時代
 1441年、垂水から明石にかけてが主戦場になった嘉吉の乱が起こりました。五色山古墳や烏崎城(現在舞子ビラのある辺り)を本拠にした赤松義継軍は、四国から大船団で舞子ヶ浜に上陸した幕府の細川軍との間に、舞子ヶ浜で激しい戦闘を繰り広げました。結局播磨の勇将赤松氏は嘉吉元年には滅亡してしまいました。

戦国時代
 1488年、再興し大名に復帰した赤松氏により、先の五色山古墳と烏崎城を含む垂水全域に、城塞が築かれました。そのような強固な防衛体制がひかれていたため、垂水の人々は戦には巻き込まれませんでした。

安土桃山時代
 1578年、豊臣秀吉と三木の別所氏との間で争われた三木合戦で垂水は焦土になってしまいました。三木城の攻略に手を焼いた秀吉は、周囲の支城から攻め落とす戦法に出たのです。この焼き打ち戦法により舞子の烏崎城をはじめ主な寺院も次々に陥落,焼失し、垂水や明石の人々は大被害を被りました。この時の被害は,太平洋戦争の空襲を凌ぎ、垂水区の有史以来最大のものであると云われています。
 1586年、キリシタン大名高山右近が垂水を含む明石郡の領主となりました。このため垂水の農民や漁民もキリスト教に帰  依していきました。翌年,キリシタン禁止令が発令された後も、相当数が隠れキリシタンになって密かにキリスト教を信仰していたようです。

江戸時代
1620年,垂水を含む明石藩主に小笠原氏が就任し、明石城が築城されました。 参勤交代の大名が,絶景で名高い舞子ヶ浜で休憩するようになり、たくさんの休憩茶屋が建ち並び,垂水の景気も上昇しました。
 1659年,明石藩主になった日向守松平信之氏は、藩民の教育に力を入れ、また未開拓地をどんどん開発し、新田を造らせた名藩主でした。その信之が大和郡山に転封された後、亡くなったとき、明石藩下の人々は日向守の供養石碑を各地に建てました。今でも現存しています。
 1688年、松尾芭蕉が西国の旅に出て、明石海峡の景観を句に残しています。
  「かたつむり 角ふりわけよ 須磨明石」
 江戸末期になると、欧米諸国の脅威が増してきました。明石藩でも侵略外国軍艦を撃滅するため、海岸沿いに12基の大砲を備え付けました。明石海峡をおさえる砲台は特に重要でしたので、幕府の海軍奉行勝海舟が監督して、舞子ヶ浜の西端に3ヵ所の電光形出張りのだい場を造り、3基の大砲を据えました。
 1867年、兵庫港が開港されると、上陸してくる欧米人と攘夷の藩士や武士との間にトラブルが起こる恐れがあったため、兵庫港を避けるバイパス道路を建設する計画が立てられました。大蔵谷から舞子(元舞子ゴルフ場の北端辺り)を通って名谷、鈴蘭台を経て、住吉で山陽街道に合流する道路で「徳川道」とか「大名道」と呼ばれ、現在も一部が残っています。
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by syojyu-hansin | 2013-06-05 09:00 | 街中散策会 | Trackback | Comments(0)