パイナップル科の植物では最大級の大きさを誇るアルカンタレア・インペリアリス2株が、ホテルオークラ神戸(神戸市中央区波止場町)のロビーにお目見えした。
日本名「皇帝アナナス」。10年に一度、枯れる前にしか花を咲かさない珍しい植物で、8月末まで見ることができる。
もともとブラジル原産の観賞用植物。開花直前に急に茎を伸ばし始め、大きいものでは高さ3メートルを超える。
同市北区の関西学院大1年生(18)は「開花するまで10年かかり、すぐに枯れてしまうなんて何かロマンチックですね」と見入っていた。
by神戸新聞(井上 駿)