姫路 井上さん能面展
イーグレ姫路B1階で開催の「能面展」を知りました。
出展者に松寿会でも職場でも先輩の井上会員さんがいます。
2年前の同展で女性の面(おもて)の髪の乱れで
おんなの熟度を表す・・・と教えてもらいました。
今年もそこにスポットをあててスナップを・・・
一番若い「乙」
「小面」や
少し経験のある「若女」と呼ばれる面までは、
髪の乱れもなくて・・・
年齢の行く「孫次郎」になると
乱れはあっても、それが魅力の一部・・・
しかし「増女(ぞうじょ)」
「深井(ふかい)」になると、少しの髪の乱れが
「ヤツレ・・・」に見えてきます。
さらに「姥(うば)」になると老いた姿を
髪の白さと少なさで表現?
嫉妬に狂う「橋姫(はしひめ)」や・・・
想いが熟しすぎて鬼女となった
白般若
赤般若
黒般若
女性の「思い込み」は生涯かけて
「髪の乱れ・・・」に増幅されるようですよ・・・ご同輩・・・
それにしても
「髪一すじの表現」で人生を見せる
匠の技に感激します・・・
by ken1adachi