7月街中散策会「新開地物語」
安樂さんからのコメント==街中散策の動画ができました。フルハイビジョンですから画面を大きくしてご覧ください。
この所どの地区の「歩く同好会」への参加は大変活発になっていると聞いていますがその訳は会員の健康願望からと推測されます。「健康は先ず歩く事から・・・」を意識される方が増えて、当地区の街中散策会も7月念願だった30人をついに達成、賑やかに楽しく例会開催しました。
最初に訪れたのはJR神戸線乗車時に元町~神戸間の山側に見える格式のあるエスニックなインド風建築物、阪神間にお住まいの方はこれがどんな建物か知りたいと思っていた方は多いと思います。私も40年間疑問に思いつつ知らなかった建物、その答えは通称モダン寺、れっきとした日本のお寺、正式名称はなんと「本願寺神戸別院」でした。このお寺のライトアップは神戸の名物でもあります。
横浜、長崎では中華街にあるはずの関帝廟が神戸ではなぜか県庁の北側の住宅街に静かに鎮座していた。信義に厚く約束を必ず守るという点や、蓄財に長けて経済に明るかったという伝説から、商売の神さまとして華僑の皆さんを中心に厚く崇敬されている廟です。
今回のテーマは阪神間に住まいする人間として「東の浅草、西の新開地と言われ」西日本最大の繁華街だった新開地近辺の歴史と伝統の名店に出会うべく周辺を細部にわたり散策する事でありました。この狭い新開地には戦前までは神戸市役所もあり(現在の兵庫区役所)神戸の中心地として君臨、「正月三が日で40万人が来街」、現在の「神戸ルミナリエ」に匹敵する人を集めた記録も残っているとは驚き。
春陽軒の豚まん、グリル一平のタンシチュー、そしてトシヤの真っ黒いそば焼きが新開地3大名物、しっかり店舗も歩いて確認、また青春の思い出福原も歩いてみた。参加された方は後日お気に入りの名店を是非再訪して頂きたいと思います。
今回の例会時の新開地歴史と名店紹介資料ご希望のう方は私までご連絡ください。
街中散策会は何十年も住んでいながら知らない自分たちの郷土の歴史を訪ね、先達に思いを馳せるロマンを求めるリトルトリップです。本同好会は現在会員数45名(阪地区外会員さんは3名)、松寿会員であれば地区限定もしませんのでどなたでも参加可、お気軽にご一緒しませんか。
by街中世話役 伊部