パナソニック、10~12月は最終黒字614億円
10~12月期の営業損益は346億円の黒字(前年同期は81億円の赤字)に転換した。部門別営業損益は薄型テレビやデジタルカメラなどのAVCネットワークス部門で17億円の黒字(同248億円の赤字)に転換。光ピックアップや半導体などデバイス部門ではゼロ(同131億円の赤字)に改善した。
同社は1~3月期の為替レートを1ドル=85円、1ユーロ105円と想定している。足元の為替相場が想定より円安にもかかわらず通期の業績予想を据え置いたことについて、河井常務は「消費財で不透明感があるほか、国内景気も安定していない。まずは現在の(業績予想の)数字をやりきる」と説明した。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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