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by syojyu-hansin

パナ初の女性取締役

パナ初の女性取締役_f0222687_10332473.jpg  3月11日(ブルームバーグ):パナソニック で初の女性取締役に就任する元経済財政担当相の大田弘子政策研究大学院大学教授は、電機メーカーを含めた日本企業全般について「GEやシーメンス のように事業を大胆に成長分野に集中させることが必要だ」と指摘、手段として合併・買収(M&A)を例示した。

7日にブルームバーグのインタビューで語った。大田氏は、日本企業が高度な技術を持ちながら、個々の技術や商品を統合して収益を上げる能力は弱いと指摘。その上で成長分野の生命科学、農業、省エネなどに注力すべきだと強調した。また、「製造業も知識産業であり、医療機器、環境エネルギーなどの分野で重要な役割を担っている」と述べた。

安倍晋三政権で規制改革会議の議長代理も務める大田氏は、パナソニックの6月26日開催予定の株主総会などを経て取締役に就く。1世紀近い社歴でこれまで女性取締役はいなかった。2000年7月から2年間はアドバイザリー・ボードのアドバイザーを務めていたこともあった。

構造改革中のパナソニックは、薄型テレビなど家電関連事業のスリム化などを通じて、88あるビジネスユニットを56まで減らす方針。月末には新しい中期経営計画を発表する。

大田氏は代表的な日本企業のパナソニックが「成長分野を見つけることは、日本経済に必要だ」と強調。日本企業が選択と集中を加速させて「新陳代謝を促す」にはM&Aの活用が重要だと語った。その上で、各社はもっと買収などでリスクを取るべきだとの認識を示した。
by syojyu-hansin | 2013-03-13 10:34 | パナソニック